2021年3月 4日

第5回BEAJ主催「海外情報セミナー」をオンライン限定で開催

3月4日(木)に第5回BEAJ主催「放送コンテンツの海外展開に関するセミナー」が開催されました。今回のBEAJセミナーはコロナ感染拡大防止を考慮し、ZOOMによるオンラインのみで開催し、約150人が参加しました。

セミナー開催に先立ち、総務省の村田放送コンテンツ海外流通推進室長にご挨拶をしていただき、「補助事業を中心に、コロナ禍において、多くの予期せぬ障害がある中、放送コンテンツを制作・海外で流す取り組みに積極的に取り組んでいただき、心強く思っています。総務省としましては、引き続き、皆様の取り組みを後押しするため、最大限の協力をさせていただければと思います。海外展開において、これまでの延長線上では対応できない状況が生まれていますが、本日のBEAJセミナーで紹介されるフォーマットやIPの活用等の事例を参考にするなど、様々な方策を検討していただければ喜ばしく思います」と話しました。

今回のセミナーでは、5つの講演を通して、セミナーに参加した会員社の皆様が海外展開を行う上で、役に立つ情報や知識、スキル等をお伝えしました。

人気バラエティ「走れ！ガリバーくん」のフォーマットを活用し、連携事業者から協賛金を獲得する戦略
竹内伸幸(関西テレビ放送ビジネス本部メディアビジネス局専門局長)
アニメキャラクター「温泉むすめ」を活用した地方創生と海外展開
橋本竜(エンバウンド代表取締役・プロデューサー)
国内外のドラマ・アニメを地域に誘致するための戦略～コンテンツで地域を強くする
関根留理子(ジャパン・フィルムコミッション事務局長)
バイヤーに訴求できる番組トレーラーとは？～プロモーション調査研究・海外制作会社とのワークショップを終えて
BEAJ 山下宏
BEAJシニアアドバイザー　マチュー・べジョー
総務省事業に使える海外共同制作契約書～気をつけよう、5つの重要ポイント
藤本知哉弁護士(潮見坂綜合法律事務所)

参加した皆様からは「見本市等がほぼオンライン化される現状、"バイヤーに遡及できるトレーラー"等のテーマを"今できること"と捉え、参考にさせて頂きたい」「インバウンドへの取り組みが厳しい状況下だが、本日のセミナーの講演をきっかけにアイディアが生まれそうだ」等の高評価をいただきました。