お知らせ

日ASEANテレビ祭、マレーシアで開催

日ASEANテレビ祭(以下、テレビ祭)が、9月9日から12日まで4日間の日程でマレーシア・クアラルンプールにおいて開催された。

本テレビ祭は日本とASEAN諸国のテレビ局の間で、番組制作や4Kなどの新技術の導入等で協力関係を一層強化することを目的としたもの。日本とASEAN各国の放送関係者が中心となり、テレビに関する各種ワークショップや展示見本市、イベントがベルジャヤ・タイムズ・スクエア・ホテル&コンベンションセンターにて開かれた。

【開催日程】

9月9日: オープニングイベント、ワークショップ(1日目)、オープニングパーティー

9月10日: ワークショップ(2日目)

9月11日: 展示見本市

9月12日: パブリックイベント、レセプションパーティー

1日目・2日目にわたったワークショップでは、『国際共同番組制作』『オンラインコンテンツの著作権保護』『テレビコンテンツを通じた観光PR』など10のテーマでのセッションを実施。テーマごとに日本・ASEAN各国からスピーカーを招き、各国の事例紹介や意見交換が行われた。

『国際共同番組制作』のセッションの中では、昨年度に総務省が実施しBEAJも協力した「地上波テレビジョンを活用した放送コンテンツ海外展開に関するモデル事業」のうち、マレーシア国内で放送された『Find the WASABI』(担当社:TBSホールディングス)、『Welcome to the Railworld』(担当社:日本テレビ・住友商事)の事例が紹介される場面もあった。

3日目に開催された展示見本市は、日本・ASEAN各国合計11か国から40社以上の放送局や制作プロダクション、団体等が出展・参加し、来場者は数百名規模にのぼったと見られる。BEAJもブースを出展し、会員社から寄せられたコンテンツの展示・紹介も行った。

本テレビ祭は今回が初の開催となり、ASEAN東南アジア諸国連合の2015年度の議長国であるマレーシアにて開催となった。マレーシア通信マルチメディア省主催のもと、マレーシア国営放送局Radio Television Malaysia(以下、RTM)が運営を担当。BEAJはRTM協力のもと最終日9月12日のパブリックイベントおよびレセプションパーティーの運営を担当した。

期間中、会場にはASEAN各国のメディアが訪れ、テレビ祭の模様を取材。BEAJもインタビューを受け、BEAJの取り組みについて紹介したほか、パブリックイベントのプロモーションも行った。

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