MIPCOM 2025において「Japanese Format Showcase ~ TREASURE BOX JAPAN~」を主催しました。
BEAJは、世界最大級の映像コンテンツの国際見本市MIPCOM 2025(10月13日~16日:仏・カンヌ)において、会期初日の13日に、日本の番組フォーマットを紹介するイベント「Japanese Format Showcase~TREASURE BOX JAPAN~」(TBJ)を、総務省の後援を得て主催いたしました。本イベントは今回で4年連続の開催となります。
参加社と運営体制について
今年は新たに大阪の毎日放送が初めてTBJに参加され、在京在阪の放送局と制作会社の計10社が、それぞれ自社の最新番組フォーマットを紹介しました。MCは、カンヌでも知名度の高い、スイスに本社を置く調査会社The WIT社の共同設立者Virginia Mouseler氏とBEAJの杉山真喜人が務め、ゲストコメンテーターには、昨年に続き、番組フォーマットの専門家でもある米Small World社のTim Crescenti氏、そして今回新たに、世界最大手制作会社の英Fremantle社のVasha Wallace氏にご登壇いただき、各社のプレゼンテーション後には、プレゼンターとの質疑応答やコメントをいただきました。また、英国の弁護士でテレビ番組などにも出演するOctopus TV社のAndrew Eborn氏が会場アナウンスを務めるなど、各社のプレゼンテーションを支援する側も豪華な顔ぶれとなりました。
事前プロモーション活動について
イベントの集客には、早期からの事前プロモーションが重要であることは言うまでもありませんが、今回は、国内外の媒体における事前プロモーションを一段と強化し、BEAJが運営するオンライン・コンテンツ・カタログJapan Program Catalog(JPC)における特設ページの開設はもとより、バイヤーへの早期招待状送付のほか、訴求力のある海外の業界媒体であるC21、WorldScreen/TV FORMATS、Prensario、ContentAsiaなどに、20件を超える事前の告知広告や記事掲載を実行するなど、昨年を上回る広報活動を実施いたしました。
開催結果のご報告
当日は同時間帯に、欧州最大手系の複数の企業による、番組フォーマットのイベントがあり、集客が懸念されましたが、350人定員の会場がほぼ満席となる方々にご来場いただき、無事に終了することができました。ご支援、ご協力を賜りました皆様に、心より御礼申し上げます。
参加企業と作品名は以下のとおりです。
- 日本テレビ
- 「Mega Catch」(『THE・キャッチ』)
- テレビ朝日
- 「Love Time Travel」(『ラブタイムトラベル』)
- TBSテレビ
- 「Infinite Loop」(『MUGEN LOOP』)
- テレビ東京
- 「SUMO KING」(『SUMO KING』)
- フジテレビ
- 「I doubt it!」(『好き嫌いダウト最弱王決定戦』)
- NHKエンタープライズ
- 「Just Circle It!」(『クイズ!丸をつけるだけ!』)
- 読売テレビ
- 「6 Gens Game」(『ロクジェネクイズ』)
- 朝日放送テレビ
- 「Wait, What!?」(『相席食堂』)
- 毎日放送
- 「Reform Horror House」(『リフォームホラーハウス』)
- 関西テレビ
- 「The Laughing Throne」(『千原ジュニアの座王』)
詳細は、JPC上の特設サイトをご確認下さい。
今後もBEAJでは、国際見本市におけるイベントやセミナー等の開催を通じて、我が国の放送コンテンツの海外展開の拡大に貢献してまいります。



