お知らせ

TIFFCOM2025:海外展開セミナー主催と共同ブース出展を通じ、日本の放送コンテンツの国際展開を推進

2025年10月29日~31日に東京都立産業貿易センター浜松町館にて開催されましたTIFFCOM2025において、一般社団法人 放送コンテンツ海外展開促進機構(BEAJ)は、セミナーの主催および公募で選ばれた制作事業者との共同ブース出展を実施しました。

昨年に引き続き主催したセミナーでは、今回は「放送コンテンツの海外展開最前線」と題したセミナーを主催しました。BEAJの秋山事務局長がモデレーターを務め、BEAJ会員社である日本の放送局・制作会社による国際共同製作の実例や最新動向について説明しました。

セッションでは、以下の様なテーマで各社様の先進的な取り組みを紹介しました。

  • WOWOWの高嶋様および日テレアックスオンのダニエル様より、フィンランド制作会社とのドラマ共同製作の実例ご紹介
  • 朝日放送テレビの辻様より、国際共同制作の実績と受賞事例ご紹介
  • NHKエンタープライズの小谷様より、中国との国際共同製作で得られた知見のご紹介
  • テレビ宮崎の大山様より、ローカルコンテンツバンク(LCB)を活用した海外展開の可能性

最後にBEAJ事務局長補佐の落合より、国際見本市でのプロモーションイベントやオンラインカタログJPCなど、日本の放送コンテンツと世界をつなぐBEAJの様々な取り組みを紹介しました。

約200名収容の会場は満席となり、終了後も各所で登壇者と参加者の活発な交流が見受けられるほど、盛況なセミナーとなりました。参加された国内外の事業者の皆様にとって有益な場を提供できたものと思っております。

また、BEAJの出展ブースでは、今年度サポートするドキュメンタリーの国際イベントTokyo Docs、および公募により選定された制作会社5社【(株) 闇 様、やんかわ商店 様、テレコムスタッフ 様、ユニオン映画社 様、日テレアックスオン 様】と共同でブース出展しました。

BEAJは運営するオンラインカタログJPCをPRしつつ、各社はそれぞれのコンテンツやサービスを国内外の事業者に向けて積極的にPRいただきました。

ブース内では国内外の事業者との間で活発な商談が行われ、参加された各社からは、今後の取引に繋がる有意義な機会を提供できたことに対し感謝の声が寄せられました。

今後もBEAJは、国際見本市におけるイベントやセミナー等の開催、パビリオン・ブース出展等を通じて、我が国の放送コンテンツの海外展開の拡大に貢献してまいります。

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