お知らせ

ASIA TV FORUM & MARKET 2025 (ATF) 参加報告

放送コンテンツ海外展開促進機構(BEAJ)は、2025年12月3日から5日にかけてシンガポールのMARINA BAY SANDS EXPO AND CONVENTION CENTREで開催されたアジア最大のコンテンツ見本市「ASIA TV FORUM & MARKET 2025(ATF)」に参加いたしました。

今年度は新たに国際ドラマフェスティバル in TOKYO実行委員会、国際ドラマフェスティバル協議会および総務省と共同でジャパンパビリオンを出展・運営いたしました。パビリオンは前年比でスペースを20%拡大しデザインも一新したほか、新たにイベントスペースを設け、出展各社によるプロモーションイベント等を実施いたしました。

また、今回で3回目となるドラマプロモーションイベント「DRAMA GEMS FROM JAPAN」も、同イベントスペースで実施いたしました。本イベントでは、世界的なTV・映像コンテンツのコンサルティング会社であるK7 MEDIA社のVictoria De Kerdrel氏をモデレーターに迎え、プロモーション動画にショート解説を交えながら日本ドラマ11作品を紹介いたしました。そのうち、テレビ朝日の「ちょっとだけエスパー」とABCテレビの「フォレスト」の2作品については、番組プロデューサーと海外担当者が登壇し、作品のコンセプトやセールスポイントを解説するなど、来場した多くのバイヤーに向けて作品の魅力を直接訴求しました。

参加企業と作品名は以下のとおりです。

・日本テレビ:
「Murderous Encounter」(『恋は闇』)
・テレビ朝日:
「Just a bit Espers」(『ちょっとだけエスパー』)
・TBSテレビ:
「Love is for the Dogs」(『初恋DOGs』)
・テレビ東京:
「Synanthrope」(『シナントロープ』)
・フジテレビ:
「Learning to Love」(『愛の、がっこう。』)
・読売テレビ:
「FOGDOG」(『FOGDOG』)
・ABCテレビ:
「Forest」(『フォレスト』)
・関西テレビ:
「Rondo behind the Final Curtain」(『終幕のロンド』)
・中京テレビ:
「Small Bait, Big Love: Ebiko's Hunt for Her Mr. Right」(『海老だって鯛が釣りたい』)
・東海テレビ:
「The Moonlit Kitchen」(『ミッドナイト屋台』)
・WOWOW:
「PLAYERS」(『演じ屋』)

同イベントスペースではこのほか、会期初日にテレビ朝日による「仮面の忍者 赤影」の紹介や、大阪の主要放送局4社(読売テレビ、ABCテレビ、毎日放送、関西テレビ)によるローカライズ可能なバラエティ作品を中心とした新作紹介が行われました。会期2日目には、名古屋の主要放送局4社(中京テレビ、名古屋テレビ、CBCテレビ、東海テレビ)、WOWOW、ウルマデルビスタジオがそれぞれ新作を紹介したほか、大阪の主要放送局4社は前日に続き、リメイク可能なドラマ作品を中心に紹介いたしました。

さらに、夕刻にネットワーキングイベントとして「Kanpai Hour at Japan Pavilion」を実施いたしました。日本の出展社がホストとなり、世界のコンテンツバイヤーや業界関係者との交流を促進し、リラックスした雰囲気の中で新たなビジネス機会の創出を目指しました。また、アトラクションとして「Kendama Challenge」も行い、海外からの来場者に日本のけん玉を体験していただきました。課題をクリアした方には、記念品としてイワタ木工のけん玉「Mugen Musou」を贈呈いたしました。

今後もBEAJでは、国際見本市における「JAPAN」のプレゼンス向上を目指し、パビリオン運営やプロモーションイベント等の実施を通じて、我が国の放送コンテンツの海外展開拡大に貢献してまいります。

会場の様子
会場の様子
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