お知らせ

第4回BEAJ主催「海外情報セミナー」を初のリアル・オンライン併用で開催

10月23日(金)に第4回BEAJ主催「放送コンテンツの海外展開に関するセミナー」が開催されました。当初、今年2月の開催でしたが、新型コロナウィルスの影響で急遽、中止となりましたが、今回はリアルとZOOMによるオンラインの併用という新しい形でのセミナー開催の運びとなりました。感染防止に万全を期し、リアルとオンラインの参加を併せ、約150人が参加しました。

セミナー開催に先立ち、総務省の村田放送コンテンツ海外流通推進室長から挨拶があり、「海外展開の総務省事業がコロナ禍においてどうなるのかと懸念していたが、53社の事業者に海外展開への取り組みをしていただき、感謝している。来年度について検討しているが、新たな要素を取り入れ、チャレンジをしていきたい」と話しました。

BEAJの丸山運営委員長は、今回の総務省事業について、「コロナの状況下で各社、いろいろな工夫をされていた。自分たちが出したいものがどのように海外の人々に受け入れられるかを考え、海外の人々が見たいと思うおもしろい企画を作り上げてほしい」と総括しました。

セミナーとしては、ローカル局等から海外展開の取り組み、コロナ禍の海外事情等を発表していただきました。

  • Withコロナ時代における地方活性化事業が目指す方向性
    古木 武文(RKB毎日放送メディアイノベーションセンター)
  • 佐賀県の映画ドラマ等を活用した海外プロモーションの取り組み
    近野 顕次(佐賀県政策部広報広聴課 企画担当係長)
  • 新型コロナ時代における海外展開の工夫~現地の人気コンテンツと連携し、SNSを駆使した地域の魅力発信の例~
    青木 秀之(山形放送 営業局イノベーション事業部統括部長)
  • 海外最新情報レポート~コロナ禍におけるタイ・ベトナム・台湾の現状~
    三浦 剛(カンタナジャパン代表取締役社長)
    竹中 宏明(カンタナジャパン)※タイからオンライン参加
  • 海外との共同制作で気をつけるべき交渉と契約のポイント
    藤本 知哉 弁護士(潮見坂綜合法律事務所)

多数の参加者から「様々な方々の取り組みがとても具体的に紹介されていて、非常に参考になった」「自治体側からの視点の海外展開について知ることができ、大変勉強になった」等、おおむね高評価をいただきました。

会場の様子
総務省 村田放送コンテンツ海外流通推進室長

総務省 村田放送コンテンツ海外流通推進室長

BEAJの丸山運営委員長

BEAJの丸山運営委員長

佐賀県庁の近野さんとRKB毎日放送の古木さんが対談

佐賀県庁の近野さんとRKB毎日放送の古木さんが
対談

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